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クレカポイント×ステーブルコインの日本初サービスが誕生
三井住友トラストクラブ株式会社、JPYC株式会社、株式会社HashPortの3社は、2026年6月1日(月)より、ダイナースクラブカードおよびTRUST CLUBカードのリワードポイントを日本円ステーブルコイン「JPYC」に交換できる新サービスを開始しました!
クレジットカードの利用で貯まるポイントをステーブルコインに交換できる仕組みは、日本のクレジットカード業界では初となります。
「ステーブルコイン」「JPYC」とは?
「ステーブルコイン」とは、法定通貨(日本円や米ドルなど)に価値が連動するよう設計されたデジタル通貨のことです。
ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産は価格変動が大きいのに対し、ステーブルコインは1コイン=1円(または1ドル)のように安定した価値を保つことを目指しています。
「JPYC」は、JPYC株式会社が発行する日本円連動型のステーブルコインで、法的には「電子決済手段」に分類されます。
1 JPYC=1円相当の価値を持ち、ブロックチェーン上で送金や決済に利用できます。
JPYCの具体的な使い道としては、実店舗やECサイトなどオンラインでの支払い、Web3サービス上での決済・運用、即時かつ低コストの個人間送金などが挙げられます。
また、JPYC Prepaid(Vプリカギフトなどへの交換)を利用すれば、インターネット上のVisa加盟店で世界中のショッピングに使うことも可能です。さらに2025年9月には、国内初となるクレジットカード返済へのステーブルコイン導入も実現しており、世界1億5,000万超のVisa加盟店での利用分をJPYCで支払える環境が整いつつあります。
交換レートと交換方法

今回のサービスでは、カードブランドによって交換レートが異なります。
ダイナースクラブカードの場合は、2,500ポイントで1,000 JPYCに交換できます。1ポイントあたり0.4円相当の換算です。
TRUST CLUBカードの場合は、4,000ポイントで1,000 JPYCに交換できます。1ポイントあたり0.25円相当の換算となります。
交換の流れとしては、まずHashPort Walletアプリをダウンロードして登録し、ダイナースクラブまたはTRUST CLUBカードのリワードプログラムからJPYCへの交換を申請します。
交換が完了すると、HashPort Wallet上でJPYCを受け取ることができます。
なお、ダイナースクラブのリワードポイントは有効期限がないことが大きな特長です。
100円のカード利用につき1ポイントが貯まり、好きなタイミングで交換できるため、ポイントをじっくり貯めてからまとめてJPYCに交換するといった使い方も可能です。
サービス開始記念「ポイントバックキャンペーン」を実施

サービス開始を記念して、三井住友トラストクラブは「ポイントバックキャンペーン」を実施します。キャンペーン期間は2026年6月1日から11月30日までの6か月間です。
ダイナースクラブカードの場合、2,500ポイント→1,000 JPYCの交換1回につき500ポイントが還元されます。
TRUST CLUBカードの場合は、4,000ポイント→1,000 JPYCの交換1回につき500ポイントが還元されます。
ポイントバックの時期は2027年1月中旬を予定しています。
キャンペーン期間中にJPYCへの交換を行えば、実質的な交換レートが改善されることになります。ダイナースクラブカードの場合、通常は2,500ポイント→1,000 JPYCですが、
500ポイント還元を考慮すると実質2,000ポイントで1,000 JPYC(1ポイントあたり0.5円相当)になる計算です。
TRUST CLUBカードの場合も、実質3,500ポイント→1,000 JPYC(1ポイントあたり約0.29円相当)と、通常時より有利なレートで交換できます。
「ポイ活」は今後どう変わる?
従来のクレジットカードポイントの使い道は、商品交換、航空マイルへの移行、他社ポイントへの移行、請求額への充当などが主流でした。今回の「ステーブルコインへの交換」という選択肢は、ポイ活の概念を大きく広げる可能性を持っています。
ステーブルコインに交換することで、ポイントは「使い先が限定されたもの」から「ブロックチェーン上で自由に移動・運用できるデジタル資産」へと性質が変わります。個人間送金、Web3サービスでの決済、DeFi(分散型金融)での運用など、従来のポイント交換先では実現できなかった使い方が可能になります。
ただし、注意点もあります。ノンカストディアルウォレットでは、ユーザー自身が秘密鍵を管理する必要があるため、鍵の紛失は資産の喪失に直結します。
また、ステーブルコインは価格が安定しているとはいえ、法定通貨そのものではありません。Web3に馴染みのない方は、まずHashPort Walletの基本操作を理解したうえで、少額から試してみることをおすすめします。
なお、本サービスはポイント交換額の精算を行わない等の対応がなされており、暗号資産交換業および電子決済手段等取引業には該当しないと説明されています。
サービス概要まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス開始日 | 2026年6月1日(月) |
| 対象カード | ダイナースクラブカード、TRUST CLUBカード |
| 交換先 | 日本円ステーブルコイン「JPYC」 |
| 交換レート(ダイナース) | 2,500ポイント → 1,000 JPYC |
| 交換レート(TRUST CLUB) | 4,000ポイント → 1,000 JPYC |
| 受取先 | HashPort Wallet(ノンカストディアルウォレット) |
| キャンペーン期間 | 2026年6月1日〜11月30日 |
| キャンペーン特典 | 1,000 JPYC交換ごとに500ポイント還元 |
| ポイントバック時期 | 2027年1月中旬予定 |
まとめ
クレジットカードのポイントをステーブルコインに交換できる日本初のサービスは、既存の決済インフラとブロックチェーン経済を橋渡しする画期的な取り組みです。
ダイナースクラブの「有効期限なし」のポイントが、ブロックチェーン上で自由に活用できるデジタル資産へと変換される仕組みは、Web3に興味はあるが入口がわからなかったという方にとって、実用的な第一歩となるでしょう。
サービス開始から11月30日までの期間はポイントバックキャンペーンも実施されるため、JPYCへの交換を検討している方は、この期間中に試してみるのがお得です。今後、他のクレジットカード会社やポイントプログラムにも同様の動きが広がるのか、注目されます。
