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ソフトバンク新料金プラン「ペイトク2」を2026年6月2日開始 ─ 料金・特典・旧プランとの違いを徹底解説

ソフトバンク新料金プラン「ペイトク2」を2026年6月2日開始 ─ 料金・特典・旧プランとの違いを徹底解説

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フトバンクが「ペイトク2」「テイガク無制限」「ミニフィット2」の3つの新料金プランを発表

ソフトバンクは2026年4月10日、”ソフトバンク”ブランドの新料金プラン 「ペイトク2(ペイトク・ツー)」「テイガク無制限」「ミニフィット2」 の3プランを、2026年6月2日(火)から提供開始 すると発表しました。

今回の新プランは、衛星通信「SoftBank Starlink Direct」、混雑時でも高速通信を実現する「Fast Access」、海外200以上の国・地域で使える「海外データ放題」といった新サービスを追加料金なしでバンドルした点が最大の特徴です。同時に、既存プランの月額料金改定(実質値上げ)も発表されており、ソフトバンクユーザーにとって大きなターニングポイントとなります。

本記事では、最上位プラン「ペイトク2」を中心に、料金体系、ポイント還元の仕組み、旧プランとの違い、そして注意点まで詳しく解説します。

「ペイトク2」の基本料金と割引体系

「ペイトク2」はデータ容量無制限の最上位プランで、PayPay経済圏との連携を最大限に活かした設計となっています。基本料金と各種割引の全体像は以下のとおりです。

項目金額(税込)
基本料(基本プラン(音声)+データプランペイトク2)10,538円
新みんな家族割(家族3人加入時)−1,210円
おうち割 光セット−1,100円
PayPayカード割(PayPayカードの場合)−330円
PayPayカード割(PayPayカード ゴールドの場合)−550円(新設)
割引後月額料金(PayPayカード ゴールド利用時)7,678円

ここからさらに「ペイトク2特典」のPayPayポイント還元(最大4,000円相当/月)を差し引くと、実質負担額は月額3,678円(税込、PayPayカード ゴールド・全割引適用・ポイント充当時)まで下がります。

注目すべきは、「PayPayカード割」にPayPayカード ゴールド向けの割引(月額550円引き)が新設された点です。従来はPayPayカードとゴールドで割引額に差がありませんでしたが、新プランではゴールド会員が明確に優遇される設計に変わりました。

PayPayポイント還元率が従来の2倍に ─「ペイトク2特典」の仕組み

「ペイトク2」の目玉である「ペイトク2特典」は、PayPayでの決済時にPayPayポイントが付与される仕組みです。従来の「ペイトク無制限」との最大の違いは、対象決済の範囲が広がり、ゴールドカード連携時の還元率が2倍になったことです。

従来プラン(ペイトク無制限)との比較

項目ペイトク無制限(旧)ペイトク2(新)
ポイント付与対象PayPayアプリ決済のみPayPayアプリ決済+PayPayカード決済
付与率(通常)+5%+5%(上限3,000円相当/月)
付与率(ゴールド連携時)+5%+10%(上限4,000円相当/月)
上限4,000円相当に必要な月間決済額4万円/月(ゴールド連携時)
上限3,000円相当に必要な月間決済額6万円/月(通常)

ペイトク2では、PayPayカードおよびPayPayカード ゴールドを「PayPayクレジット」としてアプリに連携登録した場合、そのカードでの決済も「ペイトク2特典」の対象になります。さらにPayPayカード ゴールドを連携した翌月からは、アプリ決済・カード決済の両方でポイント付与率が+10%に倍増します。

+10%の場合、月4万円の対象決済で上限の4,000ポイント(4,000円相当)に到達するため、従来の「ペイトク無制限」(+5%で月8万円決済が必要)と比べて、半分の決済額で同等以上のポイントを獲得できる計算です。

ただし、通信料、医療機関・調剤薬局での決済、交通系ICカードへのチャージ、PayPayカード ゴールドの年会費など、一部の支払いはペイトク2特典の対象外となる点には注意が必要です。

追加料金なしで使える4つの新サービス

ペイトク2には、通信体験を大きく変える4つの新サービスが追加料金なしで含まれています。

スマートフォンがSpaceX社の「Starlink」衛星と直接つながることで、国内の屋外で圏外となるエリアでもデータ通信が利用可能になるサービスです。対応機種ではSMS、MMS、RCSの送受信や一部対象アプリでの通信が可能です。ただし音声通話には対応していません。登山やキャンプ、災害時など、従来つながらなかった場所での「つながる安心」を提供する画期的なサービスといえます。

Fast Access(5G優先通信)

5G SA(スタンドアローン)対応のスマートフォン・SIMを使用している場合、混雑した場所や時間帯でも、他の5G通信より多くの無線リソースが優先的に割り当てられるサービスです。イベント会場やターミナル駅など、回線が混み合いやすいシーンで効果を発揮します。

海外データ放題(1カ月)

海外200以上の国・地域でデータ通信を無制限かつ追加料金なしで利用できます。利用にはあらかじめ「世界対応ケータイ」への加入と、専用Webサイトでの利用開始手続きが必要です。1カ月単位で利用でき、海外旅行・出張の多いユーザーにとっては非常に大きなメリットです。

なお、国内外の合計で直近30日間に300GBを超えた場合は送受信最大4.5Mbpsに速度制限がかかるほか、直近60日間のうち35日以上を海外で利用した場合は128kbpsに制限される点は留意が必要です。

YouTube Premium Lite セット

「YouTube Premium Lite」が1年間追加料金なしで利用可能です。13カ月目以降も国内Android版の価格から10%オフ(2026年4月時点で税込701円/月)で継続利用できます。過去に同セットの適用を受けたことがないなど、諸条件を満たす必要があります。

もう一つの新プラン「テイガク無制限」── PayPay特典不要なら検討の価値あり

PayPay経済圏にそこまで依存しないユーザー向けに、よりシンプルな「テイガク無制限」も同時に登場しました。

項目テイガク無制限(税込)
基本料8,008円
全割引適用後(PayPayカード ゴールド)5,148円
毎月ポイント特典200円相当/月
実質負担額4,948円

テイガク無制限でもSoftBank Starlink Direct、Fast Access、海外データ放題(1カ月)はすべて追加料金なしで利用可能です。ペイトク2との主な違いは、PayPayポイントの大幅還元がない代わりに基本料金が約2,500円安い点にあります。「毎月ポイント特典」としてPayPayアカウント連携で毎月200円相当のポイントが付与されますが、ペイトク2の最大4,000円相当/月と比べると控えめです。

月々のPayPay決済額が少ないユーザーにとっては、テイガク無制限のほうがトータルコストで有利になるケースもあります。

ライトユーザー向け「ミニフィット2」── 2段階制で2GBから

データ使用量が少ないユーザー向けの「ミニフィット2」は、2GBまでと5GBまでの2段階で自動的に基本料が切り替わる仕組みです。

データ使用量基本料(税込)全割引適用後(PayPayカード ゴールド)
〜2GB5,258円3,058円
〜5GB6,358円4,158円

ミニフィット2では「SoftBank Starlink Direct」と「海外データ放題(5日)」が追加料金なしで利用可能です。ただしFast Accessは含まれません。新たに「新みんな家族割」の割引対象となった(家族3人以上の加入で月額550円引き)点は従来の「ミニフィットプラン+」にはなかったメリットです。

既存プランは7月1日から値上げ ── 新プランに移行しなくても料金が上がる

今回の発表では、新プランの提供開始と並行して、既存プランの月額料金改定(値上げ)も発表されました。改定日は”ソフトバンク”が2026年7月1日、”ワイモバイル”が2026年6月2日からです。

ソフトバンクの主な既存プランの改定額は以下のとおりです。

対象プラン改定額(税込)
ペイトク無制限/50/30、メリハリ無制限++550円
メリハリ無制限、ウルトラギガモンスター+等(30GB以上)+330円
ミニフィットプラン+、スマホデビュープラン+等(30GB未満)+110円
ケータイ100MBプラン、キッズフォン向けプラン+550円

改定対象プランを契約中のユーザーは、手続き不要で改定日から自動的に新料金が適用されます。つまり、何もしなくても毎月の料金が上がります。

値上げの理由についてソフトバンクは、「物価高騰による各種費用の上昇に加え、通信トラフィックの増大やセキュリティリスクの高度化による設備増強・開発投資の必要性が増加している」と説明しています。ただし、値上げと引き換えに既存プランでも「SoftBank Starlink Direct」や「海外データ放題」などの新サービスがプランに応じて利用可能になります。

たとえば現行の「ペイトク無制限」は改定後、基本料が税込10,175円(+550円)になりますが、SoftBank Starlink Direct、Fast Access、海外データ放題(5日)が追加料金なしで付帯されます。

旧プランからの移行シミュレーション ── どれだけ変わる?

現在「ペイトク無制限」を利用しているユーザーが「ペイトク2」に移行した場合の比較です(いずれも家族3人・おうち割光セット・PayPayカード ゴールド適用時)。

項目ペイトク無制限(改定後)ペイトク2
基本料(税込)10,175円10,538円
割引後月額料金(税込)7,678円※7,678円
ポイント還元率+5%(上限約4,000円相当)+10%(上限4,000円相当)
上限到達に必要な月間決済額約8万円約4万円
実質負担額(ポイント充当後)3,678円3,678円
YouTube Premium Lite セットなし1年無料+その後10%オフ

※ペイトク無制限の改定後はPayPayカード割が従来のまま(187円引き)のため、割引後金額は異なる可能性がありますが、概算で比較しています。

割引後の実質負担額はほぼ同水準ですが、ペイトク2ではポイント上限に到達するのに必要な月間決済額が半分で済む点が大きな優位性です。毎月4万円程度のPayPay決済で上限の4,000ポイントに届くため、日常の買い物で十分到達可能な水準といえます。

注意点・知っておくべきポイント

既存プランの新規受付は終了。 新プラン提供開始に合わせて、「ペイトク無制限」「ペイトク50」「ペイトク30」「メリハリ無制限+」「ミニフィットプラン+」の新規申し込みは終了します。既存契約者はそのまま利用を継続できますが、7月1日から値上げが適用されます。

法人は「ペイトク2」の対象外。 ペイトク2は個人向けプランのため、法人契約では利用できません。

PayPayカード ゴールドの年会費11,000円(税込)は別途必要。 ペイトク2のメリットを最大限活かすにはPayPayカード ゴールドとの連携が前提ですが、カードの年会費がかかります。なお、先日発表されたPayPayカード ゴールドの特典変更(年間100万円利用で11,000ポイント付与=年会費実質無料)と組み合わせれば、カード年会費の負担を実質ゼロにすることも可能です。

速度制限の条件。 データ無制限をうたっていますが、国内外の合計で直近30日間に300GBを超えると最大4.5Mbpsに制限され、海外利用が60日間中35日以上になると128kbpsに制限されます。

まとめ ── 「ペイトク2」は誰におすすめか

今回のソフトバンク新料金プラン「ペイトク2」は、PayPay経済圏をフル活用するユーザーに最も恩恵が大きいプランです。PayPayカード ゴールドとの連携で+10%還元(月4万円決済で上限到達)、衛星通信・5G優先通信・海外データ無制限がすべて追加料金なしというパッケージは、従来プランにはなかった総合力があります。

一方で、基本料金が月額10,538円と1万円を超えたことは事実上の値上げであり、PayPay決済をあまり利用しないユーザーにとっては割高感が否めません。そうしたユーザーには「テイガク無制限」(全割引後で実質4,948円)のほうが合理的な選択になるでしょう。

既存プランも7月から自動値上げされるため、「このまま何もしない」という選択にもコストが発生します。自分の利用スタイルとPayPay決済額を見直したうえで、6月2日の提供開始までにどのプランに移行するか検討しておくことをおすすめします。

今回のプランに合わせてPayPayカードゴールドの特典も変更となります。