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dポイントは、NTTドコモが提供する共通ポイントサービスです。街のお店やネットショッピング、d払いなどで幅広く使える便利なポイントですが、実は dポイントクラブ会員同士でポイントを「送る」「受け取る」 ことができるのをご存じでしょうか。
2025年9月にそれまで家族間のポイント共有手段として使われていた「ポイント共有グループ」が終了し、代わりに 「dポイントを送る」機能 がその役割を引き継いでいます。家族へのお小遣いとして、友人への感謝として、あるいは有効期限が迫るポイントの活用手段として、この機能は非常に役立ちます。
本記事では、dポイントを送るためのすべての方法、条件、実際の操作手順、そして注意点までを網羅的に解説します。
dポイントを送る機能の概要
「dポイントを送る」機能は、dポイントクラブ会員同士でdポイントを送受信できるサービスです。送ることができるのは 1ポイント単位 からで、通常ポイントだけでなく 期間・用途限定ポイントも送ることが可能 です。ドコモ回線を契約していないユーザーでも、dアカウントを持っていれば利用できます。
ポイントの送付方法は大きく分けて2種類あります。「今すぐ送る(都度送付)」と「毎月自動で送る(自動送付)」です。都度送付はその場で即座にポイントが相手に届き、自動送付は毎月12日頃に指定したポイント数を自動的に送る仕組みです。
1か月に送ることができるポイント数は、都度送付と自動送付を合わせて 最大30,000ポイント までです。
dポイントを送る4つの方法
dポイントを送る手段は以下の4つが用意されています。それぞれ利用シーンや必要な情報が異なります。
方法①:電話番号を指定して送る
相手の携帯電話番号を入力してdポイントを送る方法です。相手がドコモ回線を契約していなくても、dポイントクラブに登録済みであれば電話番号で送ることができます。最も直感的でわかりやすい方法です。
方法②:dポイントクラブ会員番号を指定して送る
相手のdポイントクラブ会員番号(12桁)を入力して送る方法です。電話番号を知らない相手や、電話番号を教えたくない場合に便利です。会員番号はdポイントクラブのサイトやアプリで確認できます。
方法③:QRコードを読み取って送る
相手のd払いアプリ画面に表示されたQRコードをスキャンして送る方法です。目の前にいる相手にその場で送るときに最も手軽な方法です。番号の入力ミスが起きないという安心感もあります。
方法④:URLリンクを作成して送る
d払いアプリ上でdポイント送信用のURLリンクを作成し、そのURLをSMS・LINE・メールなどで相手に共有する方法です。受け取る側がURLにアクセスして受け取り操作を行う必要があります。URLの有効期限は作成日から 1週間後の23:59まで で、期限内に受け取られなかった場合はポイントが送り手に自動返却されます。送信時に任意で「受け取り用パスワード」を設定することも可能です。
本人確認の必要・不要(方法別・回線契約別)
dポイントを送る際に「dポイントクラブ会員情報の本人確認」が必要かどうかは、送り方とドコモ回線契約の有無によって異なります。
ドコモ回線契約がある場合
| 送る方法 | 送る人 | 受け取る人 |
|---|---|---|
| 電話番号で送る | 不要 | 不要 |
| 会員番号で送る | 必要 | 必要 |
| QRコードで送る | 不要 | 不要 |
| URLリンクで送る | 必要 | 必要 |
ドコモ回線契約がない場合
| 送る方法 | 送る人 | 受け取る人 |
|---|---|---|
| 電話番号で送る | 必要 | 必要 |
| 会員番号で送る | 必要 | 必要 |
| QRコードで送る | 必要 | 必要 |
| URLリンクで送る | 必要 | 必要 |
ドコモ回線を契約している場合は、電話番号またはQRコードで送るのが最もハードルが低い方法です。ドコモ回線のない方は、いずれの方法でも本人確認が必要なので、事前にdポイントクラブの本人確認を済ませておきましょう。本人確認はウェブ上から本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)をアップロードするだけで申請できます。
送り方の実際の手順(d払いアプリの場合)
dポイントを送る最も一般的な方法は d払いアプリ を使うやり方です。iPhone・Androidどちらでも利用でき、ドコモ回線がなくてもdアカウントがあれば使えます。
事前準備
d払いアプリをApp StoreまたはGoogle Playからダウンロードし、dアカウントでログインしてセットアップを完了しておきます。本人確認が必要な送り方を使う場合は、事前にdポイントクラブの本人確認も済ませておきましょう。
都度送る手順(電話番号の場合)
ステップ1 ─ d払いアプリを起動し、ホーム画面の「送る」をタップします。
ステップ2 ─ 「d払い残高」と「dポイント」の選択画面が表示されるので、「dポイント」を選択します。
ステップ3 ─ 送り先の指定方法を選びます。「電話番号など」をタップして相手の電話番号(またはdポイントクラブ会員番号)を入力します。電話帳から検索して指定することもできます。過去に送受信したことがある相手は履歴から選択することも可能です。
ステップ4 ─ 送りたいdポイント数を入力します。この画面には「有効期限が短いdポイントから送る」というチェックボックスが表示されます。チェックを入れると、失効が近いポイントから優先的に送られます。チェックを入れない場合は、翌月末以降に失効するポイントの中から有効期限が短い順に送られます。
ステップ5 ─ 送り手の名前(ニックネーム可)とメッセージを入力し、「送信内容を確認」をタップします。
ステップ6 ─ 最終確認画面で内容を確認し、「dポイントを送る」をタップすると送信完了です。送ったポイントは即座に相手のアカウントに反映されます。
QRコードで送る手順
d払いアプリの「送る」から「QRコード」を選択し、相手のアプリ画面に表示されたQRコードを読み取ります。その後はポイント数の入力、名前・メッセージの入力、確認・送信と、電話番号で送る場合と同様の流れです。
URLリンクで送る手順
d払いアプリの「送る」から「SNS・メール」を選択し、相手の名前と送るポイント数を入力します。任意でパスワードを設定した後、URLリンクが生成されます。「URLリンクをコピーして送る」をタップし、LINE・メール・SMSなどで相手に共有します。相手はURLにアクセスし、d払いアプリ上で受け取り操作を行えば完了です。
dポイントクラブサイト/アプリから送る方法
d払いアプリだけでなく、dポイントクラブのサイトやアプリ からもdポイントを送ることができます。こちらはスマートフォンだけでなくPCからも操作可能なので、home 5Gやhomeでんわなど、スマートフォンを持たないドコモユーザーにも適しています。
手順は、dポイントクラブサイトまたはアプリにログインし、TOP画面の「dポイントを送る」をタップ、「今すぐ送る」を選んで電話番号またはdポイントクラブ会員番号を入力、ポイント数と表示名・メッセージを入力して送信するという流れです。
毎月自動で送る機能
家族へのお小遣いや、定期的にポイントを共有したい場合に便利なのが 「毎月自動で送る」機能 です。一度設定すれば、毎月12日頃に指定したポイント数が自動的に送られます。
設定方法
dポイントクラブサイト/アプリまたはd払いアプリから「dポイントを送る」画面にアクセスし、「毎月自動で送る」を選択します。電話番号またはdポイントクラブ会員番号で送り先を指定し、毎月送るポイント数を入力して設定完了です。
自動送付の仕様
自動送付は 最大5人まで 設定できます。送る相手ごとにポイント数と優先順位を指定でき、保有ポイントが設定数に満たない場合は、優先順位の高い相手から順にポイントが送られます。全員分のポイントが足りない月は、優先度の低い相手にはポイントが送られません。
11日の23時以降に申し込んだ設定は、翌月12日頃の送付から反映されます。設定の変更や解除はいつでも可能です。
ポイント共有グループの終了と「送る」機能への移行
2025年9月30日をもって、家族でdポイントを共有できる「ポイント共有グループ」サービスが終了しました。終了に伴い、共有グループ内のポイントは 代表会員に一括集約 され、子会員のポイント残高は0ポイントとなっています。
共有グループの終了後、家族間でポイントを共有するための代替手段が「dポイントを送る」機能です。これまで共有グループを利用していた方は、代表会員から各家族メンバーへ「毎月自動で送る」設定をしておくことで、以前と近い形でポイントを共有し続けることができます。
ポイント残高が0になったり減少して見える場合でも、ポイント自体は代表会員に集約されているため失われてはいません。必要に応じて代表会員から送ってもらうことで対応できます。
受け取る側の手順
dポイントを受け取る側の操作は、送り方によって異なります。
電話番号・dポイントクラブ会員番号・QRコードで送られた場合は、受け取る側での 操作は不要 です。ポイントは即座にアカウントに反映されます。d払いアプリやdポイントクラブサイトに通知が届くので、ポイント履歴から受け取った内容を確認できます。
URLリンクで送られた場合は、受け取る側がURLにアクセスし、d払いアプリで 「受け取る」をタップ する操作が必要です。パスワードが設定されている場合はパスワードの入力も求められます。
知っておきたい注意点
送ったポイントは取り消しできない:一度送信が完了したdポイントはキャンセルできません。送り先の間違いを防ぐために、事前に相手に「表示名」を設定してもらうことが推奨されています。表示名はd払いアプリの「アカウント」タブから設定できます。
月間上限は30,000ポイント:都度送付と自動送付の合計で、1か月あたり最大30,000ポイントまでしか送れません。大量のポイントを一度に送りたい場合は、複数月に分けて送る必要があります。
ポイントの種別と有効期限はそのまま引き継がれる:通常ポイントは通常ポイントとして、期間・用途限定ポイントは期間・用途限定のまま相手に届きます。有効期限も送った時点のものがそのまま引き継がれるため、期限の短いポイントを送る場合は相手に早めに使ってもらうよう伝えておくと安心です。
失効が短いポイントから優先的に送られる:初期設定では有効期限が短いポイントから順に送られます。「有効期限が短いdポイントから送る」のチェックを外すと、翌月末以降に失効するポイントから送られるので、自分の手元に期限の短いポイントを残したくない場合はチェックを入れたまま、逆に長く持ちたいポイントを手元に残したい場合はチェックを外すといった使い分けが可能です。
ポイント共有グループの同一メンバー同士では送れない:共有グループはすでに終了していますが、万が一まだ同一グループに属している状態の場合、グループ内メンバー同士でのポイント送付はできません。
送信完了時に相手に通知が届く:ポイントを送ると、送り先にメールで通知されます。送り手がドコモ回線を契約している場合は電話番号が、契約していない場合はdポイントクラブ会員番号が通知に記載されます。
dポイント(通常)の有効期限延長との関連:2025年12月1日からdポイント(通常)の有効期限が自動延長される新制度が始まっています。「dポイントを送る」でポイントを 受け取った場合 もdポイント(通常)の有効期限延長の対象となります(ただし、期間・用途限定ポイントのみを受け取った場合は対象外)。
利用シーン別おすすめの使い方
家族間のポイント共有(共有グループの代替)
ポイント共有グループの終了後、家族でポイントを共有するには「毎月自動で送る」機能が最適です。たとえば、親が代表会員としてポイントを集約し、毎月一定額を子どもや配偶者に自動で送る設定にしておけば、以前とほぼ同じ運用が可能です。最大5人まで設定できるため、一般的な家族構成であれば十分カバーできます。
友人への感謝やお祝い
友人の誕生日や感謝の気持ちとして、dポイントを送ることができます。メッセージも添えられるため、ちょっとしたプレゼント感覚で利用できます。URLリンクで送れば、相手がドコモユーザーでなくてもdアカウントさえあれば受け取れます。
有効期限が迫るポイントの有効活用
期限が近くて使い切れないポイントがある場合、家族や友人に送ることで無駄なくポイントを活用できます。「有効期限が短いdポイントから送る」にチェックを入れておけば、失効間近のポイントが優先的に送られます。
home 5G・homeでんわのポイント管理
home 5Gやhomeでんわで貯まるdポイントは、その契約に紐づくdアカウントに進呈されます。普段のスマートフォンのdアカウントとは別になっているケースが多いため、「dポイントを送る」機能でスマートフォン側のアカウントに送ることで、ポイントを一元管理できます。
まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 利用に必要なもの | d払いアプリ(またはdポイントクラブサイト/アプリ)+dアカウント |
| 送る方法 | 電話番号 / 会員番号 / QRコード / URLリンク の4種類 |
| 送れるポイント | 通常ポイント・期間・用途限定ポイントの両方 |
| 送付単位 | 1ポイントから |
| 月間上限 | 30,000ポイント(都度+自動の合計) |
| 毎月自動送付 | 最大5人まで設定可能、毎月12日頃に自動送付 |
| ドコモ回線なし | 利用可能(本人確認が必要) |
| 取り消し | 不可(URLリンクのみ期限切れ時に自動返却) |
| 受け取り側の操作 | 電話番号・会員番号・QRは不要、URLリンクのみ受け取り操作が必要 |
| ポイント共有グループ | 2025年9月終了 →「送る」機能で代替 |
dポイントを送る機能は、ポイント共有グループの終了後に家族間のポイント管理を引き継ぐ重要な役割を担っています。都度送付だけでなく毎月自動送付も活用すれば、ポイント管理の手間を最小限に抑えながら、家族や友人とdポイントをシェアできます。まだ使ったことがない方は、まずd払いアプリをセットアップし、本人確認を済ませたうえで試してみてください。

