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千葉県による大規模なキャッシュレス決済キャンペーンが、2026年8月7日にスタートしました。
総額50億円という原資規模で、対象店舗は県内約7万2,000〜7万8,000店。さらに同じ期間、千葉市が独自に最大5%還元のキャンペーンを実施しており、両方の対象になっている店舗なら1回の決済で最大15%分が戻ってきます。
県外在住でも対象になるため、この時期に千葉を訪れる人にとっても見逃せない内容です。ここでは制度の全体像と、実際に得をするための注意点を整理します。
8月26日追記

「千葉県キャッシュレス決済キャンペーン!」は上限に達することになったため、明日8月27日で終了することになったのでお早めにご利用ください。
キャンペーンの概要

千葉市でさらにおトクにお買い物!キャッシュレス決済で最大5%戻ってくるキャンペーン
| 千葉県のキャンペーン | 千葉市のキャンペーン | |
|---|---|---|
| 名称 | 使うたび、めぐるたび、千葉の楽しさが広がっていく!千葉県キャッシュレス決済キャンペーン | 千葉市キャッシュレスキャンペーン |
| 期間 | 2026年8月7日(金)0:00〜8月30日(日)23:59 | 2026年8月7日(金)0:00〜8月30日(日)23:59 |
| 還元率 | 支払額の最大10% | 支払額の最大5% |
| 期間中の上限 | 1決済事業者あたり3,000円相当 | 1決済事業者あたり3,000円相当 |
| 1回あたりの上限 | 期間上限のみ | 1,500円相当 |
| 対象エリア | 千葉県全域 | 千葉市内 |
| 対象決済 | AEON Pay、au PAY、d払い、PayPay、楽天ペイ | AEON Pay、au PAY、d払い、PayPay、楽天ペイ |
| 原資 | 総額50億円 | 予算額到達で早期終了の可能性 |
対象となるのはスマホアプリを使ったコード決済のみです。カードのタッチ決済や電子マネーは対象外なので、この点は最初に押さえておいてください。
還元はその場での値引きではなく、後日のポイント付与です。ポイントの種類は決済ごとに異なり、AEON PayはAEON Pay残高、au PAYはau PAY残高、d払いはdポイント(通常)、PayPayはPayPayポイント、楽天ペイは楽天ポイント(通常ポイント)で進呈されます。
最大15%還元の仕組み、最大3万円相当還元!
県と市のキャンペーンは併用可能です。千葉市内にあり、両方の対象になっている店舗で対象決済を使えば、10%と5%が合算されて15%分が還元されます。
上限は決済事業者ごとに管理されており、県で3,000円相当、市で3,000円相当。5社すべてを使い切れば、県だけで最大1万5,000円相当、市を合わせると最大3万円相当という計算になります。
ただし、これを取り切るには県のキャンペーンで1社あたり3万円、5社で15万円分の支払いが必要です。現実的には、普段使っている決済を1〜2種類、上限まで使うイメージで考えるのがよいでしょう。
一つ注意したいのが、千葉市のキャンペーンには1回あたり1,500円相当という上限がある点です。5%還元で1,500円に達するのは3万円の決済時なので、高額な買い物を1回で済ませると市側の還元が頭打ちになります。
家電など大きな買い物をする場合は、可能なら決済を分けたほうが有利です。ただし、これは「1つの商品やサービスを分割して支払う」こととは別物で、後者は明確に禁止されています。
県のFAQでは、分割払いでポイント還元を受けていることが判明した場合、対象外としてポイントの返還を求めるとされています。
対象になる店舗、ならない店舗
対象は千葉県内にあり、対象5決済のいずれかを導入している小売業、飲食店、サービス業などです。県の発表では小売業が約2万7,000店、飲食店が約2万1,000店、サービス業が約2万1,000店とされています。
対象店にはチラシやステッカーが掲示されているので、店頭で確認するのが確実です。各決済アプリやWebサイトからも店舗検索ができます。
一方、以下は対象外です。
対象外の店舗
国・地方公共団体・公共法人、金融商品取引業者、銀行や保険会社等、保険医療機関および保険薬局、風営法第2条に該当する施設、そしてコンビニエンスストアです。
コンビニが除外されている点は、他県のキャンペーンと同様ですが見落としやすいポイントです。
対象外の商品・取引
公共料金や納税、たばこ、切手や印紙、商品券や交通乗車券などの金券類、コンビニ等が販売する興行チケット、宝くじ、ネット通販など実店舗外の決済、自動販売機での購入などです。
対象商品と対象外商品を同じ決済にまとめることはできないため、レジで分けてもらう必要があります。
さらに、決済方法によっても対象外になるケースがあります。AEON PayはWAONタッチ、au PAYは請求書支払いやQUICPay+、プリペイドカード、Suicaチャージなど、d払いはd払い(タッチ)やクーポン支払い、PayPayは券売機での支払いやPayPayカード以外のクレジットカード払い、楽天ペイは楽天ポイントカード払いや楽天Edyチャージなどが除外されています。アプリのコード決済で支払うという原則を守れば、おおむね問題ありません。
エントリーは不要、県外在住の人でもOK
このキャンペーンに個別のエントリー手続きはありません。対象決済のアプリをダウンロードして利用登録さえしていれば、対象店舗で支払うだけで自動的に還元対象になります。すでに使っている人は何もする必要がありません。
そして重要なのが、千葉県内在住・在勤であるかを問わないという点です。県外から観光や出張で訪れた人も同じ条件で還元を受けられます。夏休みの時期と重なるため、県内の観光地や飲食店を利用する予定がある人は意識しておくと得です。
チャージ方法にも制限はなく、ポイントを使った支払いも多くの決済で対象になります(au PAYのみ、ポイント払いは対象外で、残高にチャージしてから支払えば対象)。税込額が還元対象で、返品した場合はポイントが付きません。
ポイントはいつもらえるか
還元されるのは後日で、時期は決済事業者ごとに異なります。PayPayが支払いの翌日から起算して30日後、d払いが利用決済月の翌月末頃から順次、au PAYがキャンペーン終了後の翌月末までに残高で、楽天ペイが決済月の翌々月末まで、AEON Payが2026年10月末頃です。
すぐに反映されないからといって対象外だったわけではないので、慌てず待ちましょう。
なお、県のキャンペーンでは、d払い、au PAY、楽天ペイ、AEON Payは通常ポイントも併せて還元されますが、PayPayは通常ポイントが付かず本キャンペーン分のみとなる点は覚えておくとよいでしょう。
ポイント付与前にアプリを削除しただけなら同じアカウントで再ログインすれば引き継がれますが、アカウント自体を削除して再登録すると新規扱いになり、付与されません。
機種変更も同様に、同じアカウントで引き継げば問題ありません。
早期終了の可能性に注意
県のキャンペーンは還元総額が50億円に達する見込みとなった時点で、8月30日を待たずに終了する可能性があります。千葉市側も同様に予算到達で早期終了があり得ます。
過去の自治体キャンペーンでは想定より早く終わった例も少なくないため、使う予定があるなら期間の後半に回さず、早めに動くのが安全です。終了する場合は特設サイトで事前告知される予定とされています。
なお、県の還元と市の還元は別々の予算で運用されているため、片方が先に終了すると「最大15%」が成立しなくなる点にも留意してください。
今回のキャンペーンのよくある質問
- スマホを持っていなくても参加できますか?
- できません。対象はスマホアプリによるコード決済のみです。
千葉市では、キャッシュレス未利用者向けにアプリのインストールや決済を体験できる相談会を公共施設や商業施設で開催しており、期間中は各区役所と市役所に常設の相談窓口も設置されています。
- 複数の店舗で使えますか?
- 利用店舗数に制限はありません。上限額に達するまで何店舗でも利用できます。
- 他のキャンペーンと重複しますか?
- 併用して適用される場合があります。各決済事業者が独自に実施しているキャンペーンや、県内の他市町村が主催するキャンペーンと重なることもあります。
- アンケートに特典はありますか?
- 県は利用者向けアンケートを実施予定で、協力者の中から抽選で10名にJTBトラベルギフト(1万円×3名、5,000円×7名)が当たるとしています。詳細は特設サイトで案内されます。
まとめ
使い方はシンプルで、対象店舗で普段どおりコード決済アプリで支払うだけです。
押さえるべきポイントは、コンビニとネット通販は対象外であること、決済事業者ごとに上限が分かれているので複数アプリを使い分けると総額が増えること、千葉市内では1回1,500円相当の上限を意識して高額決済を分散させること、そして予算到達による早期終了に備えて早めに使うことの4点です。
今回のこのキャンペーン、千葉県内で買い物や食事の予定があるなら、活用しない手はないでしょう。
PayPayや楽天ペイなど複数の支払いを駆使してオトクに利用してみてください。

