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NTTドコモの前田義晃社長が日経クロステックの取材に対して「dカード」にプラチナカードを追加することをついに明らかにしました。
2024年秋にプラチナカードを追加することを言及
NTTドコモの前田義晃社長は2024年7月5日に日経クロステックの取材に応じ、2024年秋ごろに同社のクレジットカード「dカード」にプラチナカードを追加することを明らかにした。
ポイント還元の充実、コンサートチケットの優先発行といったプレミアムな体験を訴求して加入を促していく考え。
ドコモが2024年秋にdカードプラチナを追加へ、還元拡充やプレミアムな体験を訴求 | 日経クロステック(xTECH)
ここでは現時点でのプラチナカードの情報をまとめておき、情報が入り次第、随時更新します。
dカードのプラチナカードはいつ出る?
dカードのプラチナカードは2024年秋に出る予定で、具体的な日時は発表されていません。
個人的な予測では10月かなと予想しています。
dカードのプラチナカードの年会費は?
NTTドコモの前田義晃社長は明確な金額は言及しませんでしたが、「いくら使わないと入れないなどハードルが高いものではなく、気軽かつ手軽に入れるようなレベルのプラチナサービスにしたい」としています。
dカードのゴールドカードは1万1000円(税込)なので、少なくともそれ以上の金額となりますが、楽天ブラックカード、三井住友のOLIVEのプラチナプリファードは共に年会費は33,000円(税込)でおそらくこれぐらいの金額になることが予想されます。
dカードのプラチナカードの還元率は?
現在のdカードの基本還元率は100円(税込)ごとに1%のdポイント還元ですが、dカードのプラチナカードも基本還元は変わらないと考えられますが、特定の店鋪や条件に応じて通常のdカートやGOLDより還元率が上がったり、様々な特典が用意されることが期待されます。
「dカードGOLD」は改悪、年間200万円利用での特典廃止
dカード | dカード GOLD年間ご利用額特典に関するリニューアルのお知らせ
dカードの特典変更の発表では現在の年間利用特典では、年間利用額が100万円以上で1万1000円、200万円以上で2万2000円の「選べるクーポン」がもらえていました。
これがお買物累計額判定期間開始の2023年12月16日から100万円利用時の特典だけとなり200万利用の特典は廃止となりました。
ただし、200万利用の特典は廃止となる一方で、利用金額の対象外だった 「モバイルSuicaチャージ」「モバイルPASMOチャージ」「モバイルICOCAチャージ」が対象となり、交通系のチャージをしている人は100万円が達成しやすくなっています。
年間200万円利用での特典廃止はプラチナカード誕生の布石だった
ドコモが昨年「dプラチナカード」の商標の出願をしていることを以前ご紹介しました。
今回の発表で「年間のお買物累計額が100万円を超えるご利用をいただいたお客さまに向けたdカードの新しいサービスについて2024年秋ごろに発表予定」と発表しており、これは明らかに200万以上利用している人向けのクレジットカードを準備しているという可能性が極めて高かったのですが、やはりそのとおりでした。
三井住友カードのOLIVEもゴールドでは100万円達成のみ特典、プラチナプリファードでは最大400万まで100万ごとに特典が付くように、dカード GOLDの200万利用の特典を廃止し、プラチナカードに特典を移行するというのが今回の変更の狙いだと考えられます。
金融ではソフトバンクやauに遅れをとっていますが、マネックスとの提携、そしてドコモも銀行を持とうとしているので、ドコモが秋以降この分野を強化していきそうですね。
あとは通信品質が強化されれば、ドコモの満足度はまた回復するのではないでしょうか。
ソフトバンクやKDDIもプラチナカードは出るかも?
今回ドコモが発表したことで気になるのが、競合の通信キャリアであるソフトバンクとKDDIの2社の動き。
2社とも現在クレジットカードの最高ランクはドコモと同様ゴールドカードまでで、現時点ではプラチナカードに関して言及はありませんが、ドコモのプラチナカードの反応を見て追随する可能性はあります。
ちなみに楽天はゴールド、プレミアムカードの上に先日招待制のみだったのが申し込み可能になったブラックカードが既に用意されているので楽天からはなさそうです。